米ぬか100%にこだわっているほのかの酵素浴ですが、こだわりには理由があります。
開業にあたって、大切にしたい考え方がありました。
それは
「日本に既に備わっている宝ものや文化、智慧を継承し、次世代に残していきたい」
というものでした。
お米は、古来より日本人の主食として大切にされてきたものです。
さらに「米糠」の「糠(ぬか)」の字に着目しています。
「糠」は、米に康と書きますが、「康」は「健康」の中でも使われています。
「健康」は、『健やかな身体と康(やす)らかな心』という、心身の状態をあらわしています。
お米を食べることで身体づくりになり、
糠で身体を洗うことや醗酵食品を食べ腸を整えることで精神的に佳い作用があるのだとしたら、
お米の持ち合わせている可能性というものは本当に素晴らしいと考えます。
お米だけではありません。
日本には、先人から受け継いだいくつもの智慧や宝ものがあり、
ほのかでは、できる限り「本物」といわれるものや日本古来の素材を採用し、
その継承と保全に貢献したいと考えています。
また、本物の持つ質感や作り出す環境は、
ほのかに訪れたお客さまの五感に直接届くことでしょう。
実際に、ご来館いただいたお客さまからはこのようなお声を多数いただいています。
「 心地よい 」
「 場の空気が好き 」
「 ホッコリする 」
「 懐かしい匂い 」
■ほのかの酵素浴の本家「ぬか天国」■
兵庫県は疫神(やくしん)という地にある、不思議な米ぬか酵素風呂が、ほのかの本家にあたります(2016年3月11日 特許取得)。
店主の長谷川恵美が、2015年2月のある日、
何かに導かれるようにぬか天国を訪れ、一度の入酵で分家を決心。
「自分で自分を治す」
そのための湯治場として40年余の醗酵道を地道に歩くぬか天国の酵素を種菌に迎え、入れ替えなしの一生モノの「ほのか酵素」を守っています。
■百年杉~香杉~の桶■
江戸時代の先人が未来の日本のために植えた
樹齢100余年の赤杉を使った、尾鷲の職人による手造りの桶を採用しています。
「香杉」といわれるこの杉は、酸素を吸い込みやすくする心地よい香りをもっていることから名づけられました。
桶の中で生きる微生物たちの呼吸はもちろん、
入酵されるお客さまが自然と胸を開き深呼吸しやすい構造を意図しています。
■備長炭■
還元効果が高く、場をイヤシロチ(快適で居心地の佳い場)化すると
注目される炭(白炭)を床下に埋めています。
■柿渋■
米ぬかを入れる桶は、香杉の呼吸を妨げず、防水効果を高める柿渋仕上げにしています。
■自然な壁材■
調湿効果が高い珪藻土を壁材として採用しています。
和みのイメージもあり、やさしく心地よい空間を創ります。
お米に備わる健康づくりの力を借り、微生物(いのち)の営みによる自然の醗酵熱を享受するほのかの酵素浴。
その環境をつくるのは、「心地よく、五感に響く本物」の智慧と素材。そして体温を感じる接客が欠かせません。
厳選された自然素材の内装やプライベート感覚の個室での入酵など、
ゆったりと自然にくつろげる癒しの場をご提供。身体だけでなく心のデトックスも促します。
氣持ちよく全身をあたため、心身のリフレッシュを促す「ほのかの米ぬか酵素浴」。
身近なお氣に入りサロンに加えていただけたらとても嬉しく思います。